からだの話 第3回|腰痛と「腸腰筋」の関係 〜腰だけを揉んでも楽にならないことがあるのはなぜ?〜
- mrgmy1320
- 3 時間前
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腰痛というと、「腰の筋肉が硬いから痛い」と考えがちですが、実は腰から少し離れた場所にある筋肉が関係していることもあります。
今回取り上げるのは、身体の深いところにある「腸腰筋(ちょうようきん)」です。
腸腰筋は、腰椎や骨盤から大腿骨へとつながり、脚を持ち上げたり、姿勢や骨盤の動きに関わったりする大切な筋肉です。
この腸腰筋が硬くなったり、うまく働きにくくなったりすると、腰や骨盤まわりの動きにも影響することがあります。
今回は、腸腰筋がどこにあり、腰痛とどのように関係するのかを、図を使いながらわかりやすく見ていきましょう。

腸腰筋とは、どんな筋肉?
腸腰筋は、主に「大腰筋」と「腸骨筋」からなる、身体の深いところにある筋肉です。
大腰筋は腰椎から、腸骨筋は骨盤の内側から始まり、途中で合流して大腿骨の内側にある「小転子」という部分につながります。
腸腰筋の大きな役割のひとつが、股関節を曲げて脚を持ち上げることです。
歩く、階段を上る、椅子から立ち上がるなど、日常のさまざまな動作に関わっています。
また、腰椎・骨盤・大腿骨をつないでいるため、腰や骨盤の動きとも深い関係があります。
なぜ腸腰筋が硬くなると、腰に負担がかかるの?
腸腰筋は、腰椎・骨盤・大腿骨をつないでいる筋肉です。
そのため、腸腰筋の緊張が強くなったり、柔軟性が低下したりすると、股関節や骨盤の動きにも影響することがあります。
たとえば、腸腰筋が硬くなり骨盤が前に傾きやすくなると、腰の反りが強くなり、腰まわりの筋肉や関節に負担がかかる場合があります。
さらに身体は、その姿勢を支えようとして、背中側にある「脊柱起立筋」などの筋肉を緊張させることがあります。
つまり腰痛では、「痛い腰だけ」に原因があるとは限らず、身体の前側にある腸腰筋と、後ろ側にある筋肉とのバランスも大切なのです。

いこいでは、腰だけを見ません
腰に痛みがあるからといって、腰だけに原因があるとは限りません。
いこいでは、腰まわりだけでなく、腸腰筋につながる股関節や骨盤の動き、臀部、太もも、そして背中側の筋肉など、身体全体の状態を確認しながら施術しています。
身体は、一つひとつの筋肉が別々に働いているのではなく、お互いに影響しながら動いています。
そのため、痛みのある場所だけを追いかけるのではなく、「なぜ、そこに負担がかかっているのだろう?」と考えながら身体を見ていくことを大切にしています。
腸腰筋も、そんな「少し離れたところから腰の動きに関わっている筋肉」のひとつです。
腰がつらいとき、痛む場所だけではなく、身体全体のつながりに目を向けてみると、新しい気づきが見つかるかもしれません。
いこいでは、症状のある場所だけではなく、身体全体のつながりを見ながら施術しています(^-^)
次回の「からだの話」も、身近な身体のしくみをわかりやすくご紹介します。
初回掲載:2026年
指圧整体いこい


